「健康診断で血糖値が高いと言われたけど、症状もないし、まあ様子を見てもいいか」そう思って受診を後回しにしていませんか?
福岡の周船寺・九大学研都市・今宿エリアでも、健診でHbA1cや血糖値の異常を指摘されながら、「近くにかかりつけ医がいない」「どこに相談すればいいかわからない」というお声をよくお聞きします。
糖尿病は「サイレントキラー」とも呼ばれ、初期にはほぼ自覚症状がありません。
しかし、放置すると10年・20年かけて心臓病・脳梗塞・腎不全・失明といった取り返しのつかない合併症へと進行し、健康な日常を失ってしまう可能性があります。
「症状がないから大丈夫」が、最も危険な考え方です。
まつおクリニックでは、日本循環器学会認定専門医・日本内科学会認定内科医である医師が、血糖値・HbA1cの検査から食事指導・薬物療法・心血管リスク評価まで、一貫して診療しております。「健診で血糖値が高かった」「糖尿病予備軍と言われた」「境界型と指摘された」「姪浜・今宿・糸島方面から通えるかかりつけ医を探している」という方は、ぜひお気軽にご相談ください。
※WEB予約は初回の方のみとなります。再診の方はお電話でご予約ください。
糖尿病とはどんな病気か

糖尿病とは、すい臓から分泌されるインスリンというホルモンの分泌不足や働きの低下(インスリン抵抗性)によって、血液中のブドウ糖(血糖)が慢性的に高い状態が続く疾患です。
健康な状態では、食事後に血糖値が上がるとすい臓からインスリンが分泌され、血糖を細胞内へ取り込んでエネルギーとして利用します。しかし糖尿病になるとこの調節機能が崩れ、高血糖状態が慢性的に続くことで、全身の血管・神経・臓器が少しずつダメージを受けていきます。
糖尿病は初期にほとんど自覚症状が現れないため、気づかないまま進行してしまうことが少なくありません。高血糖の状態が長期にわたって続くと、糖尿病性網膜症・糖尿病性腎症・糖尿病性神経障害といった三大合併症や、心筋梗塞・脳梗塞などの重篤な心血管疾患につながる可能性があります。
そのため、健康診断で血糖値やHbA1cの異常を指摘された段階で、早めにご受診いただくことが大事になってきます。
糖尿病の種類と原因
糖尿病には、主に1型糖尿病・2型糖尿病・妊娠糖尿病の3つの種類があり、それぞれ原因や治療方針が異なります。
1型糖尿病
1型糖尿病は、すい臓のインスリン産生細胞(β細胞)が自己免疫反応によって破壊され、インスリンがほとんど分泌できなくなるタイプです。子どもや若年者に多く見られ、インスリン注射による補充が不可欠です。日本の糖尿病患者様全体の約5〜10%を占めています。
2型糖尿病
2型糖尿病は、日本の糖尿病患者様の約90〜95%を占める最も多いタイプです。
遺伝的な素因に加え、食べ過ぎ・運動不足・肥満・ストレス・加齢などの生活習慣が重なることで発症します。初期はほぼ無症状であるため、健康診断での血液検査によって初めて発覚するケースが大半です。
生活習慣の改善を土台に、必要に応じて薬物療法を組み合わせることで、血糖値をコントロールすることが可能です。
妊娠糖尿病
妊娠糖尿病は、妊娠中に初めて発見・発症した糖代謝異常です。
出産後に改善することが多いですが、将来的に2型糖尿病へ移行するリスクが高まるため、産後も継続的な経過観察を行うことが大切です。
糖尿病の種類によって治療のアプローチは異なります。
まつおクリニックでは、患者様の状態を丁寧に確認したうえで、最適な治療をご提案いたします。
周船寺・九大学研都市・今宿エリアで糖尿病の種類や原因について詳しく知りたい方は、ぜひお気軽にご相談ください。
参考:国立国際医療研究センター糖尿病情報センター「糖尿病とは」
こんな症状は要注意です

糖尿病は症状が現れにくい疾患ですが、以下のような症状がある場合は、早めにご受診いただくことをおすすめします。
口が渇いてよく水を飲む、尿の回数や量が増えた、体がだるく疲れやすい、食べているのに体重が減る、視力が低下したり目がかすむ、傷の治りが遅くなった、手足がしびれたり感覚がおかしいと感じる、といった症状は、糖尿病のサインである可能性があります。
また、健康診断で「血糖値が高め」と指摘された方や、HbA1c(ヘモグロビンA1c)が5.6%以上と言われた方も、自覚症状がなくても早めにご受診いただくことが重要です。
糖尿病は症状が出た時点ですでに進行していることがあります。
当院では血液検査で血糖値・HbA1cを測定し、現在の状態を正確に把握することができますので、気になる症状がある方はもちろん、健診の数値が気になる方もお気軽にまつおクリニックまでご相談ください。
血糖値・HbA1cの正常値と診断基準
糖尿病の診断には、空腹時血糖値・食後2時間血糖値・HbA1c・随時血糖値の検査が用いられます。
空腹時血糖値は110mg/dL未満が正常で、126mg/dL以上で糖尿病型と判定されます。
食後2時間血糖値は140mg/dL未満が正常で、200mg/dL以上で糖尿病型となります。
HbA1cは5.6%未満が正常で、6.5%以上で糖尿病と診断されます。
随時血糖値は200mg/dL以上で糖尿病型と判定されます。
HbA1c(ヘモグロビンA1c)は、過去1〜2ヶ月間の平均的な血糖状態を反映する指標です。
血糖値は測定時の食事や時間帯によって変動しますが、HbA1cは長期的な血糖コントロールの状態を示すため、糖尿病の診断と管理において特に重要な検査です。
健診で「要観察」「境界型」と指摘された方は、放置せず早めにご受診いただくことが大切です。
参考:国立国際医療研究センター糖尿病情報センター「糖尿病は早くみつけましょう」
まつおクリニックで受けられる糖尿病関連の検査

当院では、糖尿病の診断・管理・合併症評価に必要な検査を行っています。
血液検査(血糖値・HbA1c)
血液検査は、糖尿病の診断に必要な基本的な検査です。
空腹時血糖値・HbA1cを測定することで、現在の血糖コントロールの状態を把握することができます。
健診で数値が気になった方や、定期的な管理が必要な方にも対応しておりますので、お気軽にご相談ください。よかドック・ミニドックでも血液検査を実施しており、生活習慣病の総合的なスクリーニングが可能です。
血管年齢診断(動脈硬化チェック)
糖尿病が進行すると、動脈硬化が加速することが知られています。
当院では血管年齢診断により動脈硬化の程度をチェックすることができ、脳梗塞・心筋梗塞のリスクを評価することが可能です。糖尿病と血管の状態を同時に把握することで、より適切な治療計画を立てることができます。
心臓エコー検査
まつおクリニックは、心臓エコー検査で、単に形を見るだけでなく、わずかな壁運動の変化を見逃さないよう、丁寧な観察を心がけています。
糖尿病による心臓への影響が心配な方や、動悸・息切れなどの症状がある方にも対応しています。
周船寺駅周辺にお住まいの方はもちろん、九大学研都市・今宿方面から仕事帰りに胸の違和感を感じて来院される方も多くいらっしゃいます。
循環器専門医として、糖尿病と心臓疾患の両面から診療を行うことが当院の強みです。
糖尿病が心臓・血管に与える影響
糖尿病は単に血糖値が高い病気ではなく、全身の血管を蝕む疾患でもあります。
高血糖状態が続くと血管の内壁が傷つき、動脈硬化が加速することが知られています。
糖尿病患者様は、そうでない方と比べて心筋梗塞のリスクが約2〜4倍、脳梗塞のリスクが約2〜3倍高いとされております。
糖尿病の三大合併症への影響
糖尿病は全身の血管を蝕む疾患でもあります。特に初期では、細い血管が豊富な目や腎臓、神経に悪影響を与えます。
糖尿病性網膜症は、目の細い血管が傷つくことで視力が低下し、最悪の場合は失明に至る合併症です。
日本の成人失明原因の第2位とされており、定期的な眼科検診と血糖コントロールによって進行を抑えることが大切です。
糖尿病性腎症は、腎臓の毛細血管が障害を受けることで腎機能が低下する合併症です。
進行すると人工透析が必要になることがあり、糖尿病性腎症は透析導入原因の第1位となっています。
早期発見・早期治療によって腎機能の低下を遅らせることが可能です。
糖尿病性神経障害は、手足のしびれ・感覚麻痺・自律神経障害が起こる合併症で、足の壊疽(えそ)につながることもあります。症状の悪化を防ぐためには、血糖値を適切にコントロールし続けることが大事になってきます。
心血管疾患(大血管合併症)との関係
糖尿病は、狭心症・心筋梗塞などの冠動脈疾患、脳梗塞、足の血流障害(末梢動脈疾患)といった大血管にも合併症を引き起こすリスクを高めます。
糖尿病患者様の死因の約30〜40%が心血管疾患であるといわれており、血糖値のコントロールと同時に心臓・血管リスクの管理が非常に重要です。
内科では高血圧症の方が圧倒的に多く、糖尿病や脂質異常症の方も多数いらっしゃいます。血圧・血糖・脂質をまとめて管理できることが、かかりつけ医としての強みだと感じています。
参考:日本循環器学会「2023年改訂版 冠動脈疾患の一次予防に関する診療ガイドライン」
参考:厚生労働省 e-ヘルスネット「糖尿病性腎症」
糖尿病の治療方法
糖尿病治療には、食事療法・運動療法・薬物療法などがあり、患者様の状態に応じてこれらを組み合わせた総合的なアプローチを行うことが重要です。治療の目的は、血糖値を適切な範囲にコントロールし、合併症の発症・進行を防ぎながら、健やかな日常生活を維持することです。
食事療法による血糖コントロール
食事療法は糖尿病治療の土台となるものです。
特定の食品を完全に禁止するのではなく、1日の適正カロリーを守り、栄養バランスよく食べることが基本となります。食物繊維を多く含む野菜・きのこ・海藻を積極的に取り入れること、精製炭水化物(白米・パン・麺類)の量を調整すること、野菜→たんぱく質→炭水化物の順で食べることなどが、血糖値の上昇を緩やかにするうえで効果的です。早食いや夜遅い食事を避け、規則正しい食習慣を継続することも症状の改善に重要です。ご自身の食生活で気になることはいつでも相談してください。
運動療法によるインスリン感受性の改善
運動療法は、筋肉のインスリン感受性を高め、血糖値を改善する効果があります。
1回30分・週3〜5回のウォーキングやサイクリングなどの有酸素運動が目安となります。
食後1時間程度の軽い運動は、食後の血糖値上昇を抑制するうえで特に効果的です。
ただし、心臓病リスクがある方は、運動の内容や強度について必ず主治医に相談してから行うことが大切です。
薬物療法による血糖管理
生活習慣の改善だけでは血糖値のコントロールが不十分な場合は、薬物療法を行います。
経口血糖降下薬にはビグアナイド薬・DPP-4阻害薬・SGLT2阻害薬など複数の種類があり、患者様の状態に合わせて選択します。
GLP-1受容体作動薬は注射薬で、体重減少効果に加えて心血管保護効果も注目されています。
また、1型糖尿病や重症の2型糖尿病にはインスリン療法が必要となる場合があります。
薬の選択は血糖値・HbA1cだけでなく、腎機能・心臓病の有無・体重・年齢などを総合的に判断して行いますので、自己判断で薬を変更・中止することは避けることが重要です。
日常生活で大切にしていただきたいこと
糖尿病の症状をコントロールするためには、日常生活でのセルフケアと生活習慣の見直しが重要です。
毎日体重を量る習慣をつけること、食事の内容を記録すること、エレベーターより階段を使うなど日常的な運動量を増やすことが、血糖管理の改善につながります。
喫煙している方は禁煙することで血管リスクを大幅に下げることができますので、ぜひ取り組んでいただきたいことのひとつです。
また、睡眠不足はインスリン抵抗性を悪化させ血糖コントロールに悪影響を与えることが知られていますので、十分な睡眠を確保することも大切です。
ストレスが続くとストレスホルモンが血糖値を上昇させるため、適切にストレスを発散することも症状管理に役立ちます。
年1回以上の定期的な健康診断・血液検査を受けることで、早期に異常を発見し適切な対応をとることができます。
難しく考えず、まず一つだけ生活習慣を変えることから始めていただくことが、継続につながります。
小さな積み重ねが、将来の血管の健康を大きく左右しますので、ぜひ日々のセルフケアを大切にしてください。
糖尿病でお悩みなら周船寺のまつおクリニックへお越しください

糖尿病は初期には自覚症状がほとんどないまま進行し、放置すると心臓病や脳梗塞、腎不全、失明などの重い合併症につながる可能性があります。そのため、健康診断で血糖値やHbA1cの異常を指摘された場合には、早めに医療機関を受診し、適切な検査と治療を受けることが大切です。
まつおクリニックでは、日本循環器学会認定専門医・日本内科学会認定内科医が、血糖値やHbA1cの検査から食事指導、薬物療法、心血管リスクの評価まで総合的に診療を行っています。周船寺・九大学研都市・今宿・姪浜・糸島エリアで糖尿病や血糖値の異常についてご相談されたい方は、ぜひまつおクリニックまでお気軽にご相談ください。
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