「階段を上ったとき、一瞬だけ胸が重くなる気がする。でも、すぐ治まるから大丈夫だろう。」

そう思って、気づけば数か月が経っていた。そんな方が外来に多くいらっしゃいます。しかし、その「一瞬の違和感」こそが、命に関わる虚血性心疾患(狭心症・心筋梗塞)の前兆である可能性があります。

心筋梗塞は、日本人の死因の上位を占め続ける深刻な疾患です。厚生労働省の統計でも、心疾患は悪性新生物に次ぐ主要死因として報告されています。そして怖いのは、「突然死」と呼ばれるケースの多くが、実は何らかのサインを見逃した結果だということです。

周船寺駅の目の前にある「まつおクリニック」は、日本内科学会認定内科医・日本循環器学会認定専門医の医師が在籍し、心エコーをはじめとする精密検査を地域で受けられる環境を整えています。

参考:日本生活習慣病予防協会「心筋梗塞」

電話で予約

24時間OK!WEB予約

※WEB予約は初回の方のみとなります。再診の方はお電話でご予約ください。

虚血性心疾患とは何か

心臓に違和感がある女性

虚血性心疾患とは、心臓に血液を送る冠動脈が狭くなったり詰まったりすることで、心筋(心臓の筋肉)に十分な酸素が届かなくなる疾患の総称です。代表的なものが「狭心症」と「心筋梗塞」です。

狭心症:一時的な虚血

狭心症は、冠動脈が動脈硬化などによって狭くなり、特に運動時や精神的ストレスがかかったときに、一時的に心筋への血流が不足する状態です。胸の圧迫感・締め付け感・息苦しさが数分程度続き、安静にすると治まるのが、狭心症の典型的な症状です。

「大したことない」と放置されやすいのがこの段階ですが、狭心症は心筋梗塞の「予告」である可能性が非常に高く、早期介入が命を左右します。

心筋梗塞:完全な閉塞による心筋壊死

心筋梗塞は、冠動脈が完全に詰まり、心筋が壊死してしまう状態です。強烈な胸痛・冷や汗・吐き気・意識消失などが起こり、緊急治療が必要です。救急搬送後に一命をとりとめても、心臓機能に後遺症が残ることも少なくありません。

日本循環器学会は、急性心筋梗塞の発症後の「ゴールデンタイム」は発症から2時間以内であると提唱しています。だからこそ、「発症してから動く」のではなく、「発症させない」ことが最大の治療です。

参考:日本循環器学会「心不全診療ガイドライン 2025年改訂版」

こんな症状がある方は、すぐに受診を

福岡の美容外科クリニックの看護師

以下のような症状が一つでも当てはまる方は、自己判断で様子を見ず、循環器内科を受診することを強くおすすめします。

  • 胸の中央〜左側に圧迫感・締め付け感・重苦しさがある
  • 坂道・階段を上ると胸が苦しくなり、立ち止まると治まる
  • 左肩・左腕・顎・みぞおちに広がるような痛みがある
  • 夜中や明け方に胸の違和感で目が覚める
  • 最近、急に動悸や息切れが増えた

これらは「典型的な狭心症・心筋梗塞のサイン」です。症状が軽くても、繰り返すようであれば要注意です。

まつおクリニックで受けられる検査

心臓の状態を正確に把握するには、適切な検査が欠かせません。まつおクリニックでは、以下の検査機器を院内に備え、その日のうちに検査・結果説明まで完結できる体制を整えています。

心臓超音波検査(心エコー)

心エコーのイメージ

心エコーは、超音波を使って心臓の形・動き・弁の状態をリアルタイムで確認できる検査です。被ばくなし、痛みなし。それでいながら、心臓のダイナミックな機能を詳細に評価できます。

まつおクリニックは、大学病院・市中病院での豊富な経験を通じて心エコーを専門に研鑽を積んできた医師がいます。虚血性心疾患では心臓の壁の動きにわずかな「淀み」が生じますが、まつおクリニックではその微細な変化を見逃さないよう、丁寧な観察を一貫して大切にしています。単に心臓の形を確認するだけでなく、心臓の動きの微妙な異常を早期にとらえるようにしております。

ABI検査(血管年齢・動脈硬化の評価)

ABI(足関節上腕血圧比)検査は、腕と足首の血圧の差から動脈硬化の程度を評価する検査です。値が低いほど、末梢動脈疾患や冠動脈疾患のリスクが高いことを示します。心筋梗塞のリスクを持つ方の「血管年齢」を知る上で、非常に有用なスクリーニングです。

心電図検査

安静時心電図は、不整脈や心筋への血流障害のパターンを記録します。発作のないときでも、虚血の痕跡が残ることがあります。

胸部X線撮影

心臓の大きさや肺うっ血の有無を評価します。心不全の合併を確認する際にも有用です。

心筋梗塞は「突然」ではない

心筋梗塞は、ある日突然やってくるように感じられます。しかし実際には、高血圧・脂質異常症・糖尿病・喫煙・肥満といった生活習慣の積み重ねが、長い時間をかけて冠動脈を傷つけた結果として起きる疾患です。

まつおクリニックは、この点を患者様に対して正直に伝えます。患者様の職場環境・家庭状況・日常のストレスを丁寧に聞き取り、その方の生活に本当に合った無理のない予防策を一緒に考えることを診療の軸にしています。薬を処方して終わりではなく、「通院しなくて済む体」に近づけるためのアドバイスを常に意識しています。

たとえば、仕事が忙しくて食事が不規則な方には、完璧な食事制限より「これだけは避ける」というすぐにでも実践できる簡単な提案をするように心掛けております。また降圧薬を飲み忘れやすい方には、ライフスタイルに合った服薬タイミングを一緒に考えるようにしております。患者様が大きな発作を起こしてから後悔するのではなく、日常の中で少しずつリスクを下げていけるようにする。それがまつおクリニックの考える「本当の循環器診療」です。

福岡で心筋梗塞でお悩みなら周船寺のまつおクリニックへお越しください

まつおクリニックの内装

胸の違和感や息切れなどの症状は、一時的に治まることがあっても、虚血性心疾患(狭心症・心筋梗塞)のサインである可能性があります。これらの疾患は突然重症化することもあるため、気になる症状がある場合は早めに心臓の状態を確認することが大切です。

周船寺駅前のまつおクリニックでは、日本内科学会認定内科医・日本循環器学会認定専門医の医師が在籍し、心エコーなどの検査を通して心臓の状態を丁寧に評価しています。胸の違和感や動悸、息切れなどが気になる方は、ぜひお気軽にまつおクリニックまでご相談ください。

電話で予約

24時間OK!WEB予約

※WEB予約は初回の方のみとなります。再診の方はお電話でご予約ください。

このページの監修医

松尾 慶子医師

松尾 慶子 (日本内科学会認定内科医・日本循環器学会認定専門医・日本医師会認定産業医)

▼ドクターズファイルの取材記事▼

ドクターズファイル

経歴・専門医等
  • 昭和63年 久留米大学医学部卒業
  • 昭和63年 福岡大学医学部第二内科入局
  • 平成3年 福岡大学医学部第二内科循環器内科
  • 以降 福西会 川浪病院 福岡歯科大学内科、福岡大学筑紫病院第一内科等を経て現在に至る
  • 【資格】 日本内科学会認定内科医・日本循環器学会認定専門医・日本医師会認定産業医