福岡市西区にあるまつおクリニックでは心不全の診察を行っています。
「最近、階段を上がるだけで息が切れる」「夕方になると足がパンパンにむくむ」「夜、横になると咳が止まらない」そんな症状を、「年のせいかな」「疲れているだけだろう」と放置していませんか?
実はこれらの症状は、心不全の初期サインである可能性があります。心不全は決して高齢者だけの病気ではなく、30代・40代の働き盛りの世代にも、そして若い世代にも忍び込む疾患です。しかし適切に診断・管理すれば、多くの方が自分らしい生活を維持しながら治療を続けられます。
まつおクリニックは周船寺の駅前にあるため、九大学研都市・今宿エリアを中心に、糸島市(波多江)や姪浜方面からもお通いいただいています。筑肥線沿線の方だけでなく、敷地内に駐車場もあるため、お車でお通いの方もいらっしゃいます。
※WEB予約は初回の方のみとなります。再診の方はお電話でご予約ください。
心不全とは
ポンプとしての心臓が悲鳴を上げている状態

心不全は、心臓のポンプ機能が低下し、全身に必要な血液を十分に送り出せなくなる状態の総称です。日本循環器学会の定義では、「何らかの心臓機能障害が生じ、日常生活に支障をきたすほどの症状が出現した状態」とされています。
重要なのは、心不全が特定の「病名」ではなく「状態」を指す言葉だということです。高血圧、心筋梗塞、弁膜症、心筋症、不整脈などのこれらすべてが原因となって心不全を引き起こします。つまり心不全と言われた場合、その背景には何らかの治療すべき原因疾患が潜んでいます。
こんな症状があれば要注意
以下の症状が複数重なる場合、心不全の可能性を考えて受診することをおすすめします。
- 少し動くだけで息が切れる(労作時息切れ)
- 足首・すね・足の甲のむくみ(浮腫)
- 横になると息苦しくなり、上体を起こすと楽になる(起座呼吸)
- 夜中に急に息苦しくなって目が覚める(発作性夜間呼吸困難)
- 体重が1週間で2kg以上増加した(体液貯留)
- 慢性的な疲労感・倦怠感
特に「起座呼吸」は心不全に特徴的なサインです。「最近、枕を高くしないと眠れない」という方は、ぜひ一度循環器内科の受診をおすすめします。
「少し心臓が弱っている」と言われたら

健診やクリニックで「心臓が少し弱っています」「心臓に負担がかかっています」と言われたことはありますか?
その言葉の裏には、心臓のポンプ機能(EF値=駆出率)の低下や、心臓の壁が厚くなる・硬くなるといった変化が起きている可能性があります。この段階で適切に対処しないと、心不全は「代償不全」と呼ばれる急性増悪を繰り返し、最終的に入院を余儀なくされるリスクが高まります。
日本の心不全患者数は現在約120万人とされ、高齢化に伴いさらに増加が予想されています。しかし早期診断と適切な管理によって、再入院率を大きく下げられることも医学的に証明されています。
まつおクリニックで受けられる心不全の検査

心不全の診断において特に重要なのが、胸部X線(レントゲン)撮影と心臓超音波検査(心エコー)の2つです。当院ではどちらも院内で実施可能です。
胸部X線検査
胸部X線検査(胸部レントゲン検査)では、肺に水が溜まる「肺うっ血」の有無や、心臓の輪郭(心胸郭比)を確認します。心不全の急性増悪時にはポンプ機能低下により肺の静脈に血液が滞り、胸部X線検査の画像上で肺に白い影が広がるのが特徴的で、心不全の重症度の評価にも使われます。
心エコー検査
心エコー検査は、心不全診療における最重要の検査と言っても過言ではありません。心臓の壁の動き、弁の働き、心腔の大きさ、ポンプ機能の数値(EF値)をリアルタイムで評価できます。当院は、心エコーに精通した専門医が丁寧に評価することができることが大きな強みのひとつです。副院長は福岡大学の心臓血管内科に入局し、心エコーを専門として大学病院・市中病院で研鑽を積んだ循環器専門医です。心エコーで『心臓の壁運動』や『弁の逆流』をミリ単位で評価し、心臓の形を見るだけでなく、わずかな壁運動の変化を見逃さないよう丁寧な観察を心がけています。
心電図・ABI検査で”見えない変化”を捉える
当院ではさらに心電図検査とABI(足関節上腕血圧比)検査も実施しています。
心電図では不整脈や心筋虚血のサインを検出します。特に心房細動は心不全の主要な原因・増悪因子であり、「動悸がある」という訴えと合わせて確認が重要です。
ABIは動脈硬化の程度を評価する検査で、心不全と密接に関連する末梢動脈疾患のスクリーニングに有用です。心臓だけでなく血管全体をトータルで評価することで、見落としのない診療を実現します。
心不全の治療
薬の内服

心不全の治療は、この10〜15年で劇的に進歩しました。ACE阻害薬・ARB、β遮断薬、MRA(ミネラルコルチコイド受容体拮抗薬)に加え、近年ではSGLT2阻害薬が心不全の予後改善に有効であることが示され、使用されるようになっています。
当院のこだわりは、「どの薬を使うか」以前に、その人の生活スタイルや体の状態に合わせた処方するようにしております。
生活指導
心不全は一度良くなっても、無理をすると再入院のリスクがあります。だからこそ、患者様がどんな環境で生活しているか。職場環境、家族構成などを詳しく聞き、その人の立場・予算に立った最適な治療・生活指導を提案いたします。
たとえば、「職場まで毎日15分歩いている」という方と「車移動が中心で運動量が少ない」という方では、指導の内容は当然異なります。「塩分制限が必要」と言われても、外食が多い方と自炊中心の方では具体的な対策が違います。まつおクリニックでは、患者様目線で病院に来る回数を減らすために何をすべきかを優先し、通院の負担を減らしながら、入院を回避するための予防的管理を、患者様と一緒に考えていきます。
合併症の管理
心不全の合併症で特に問題な疾患は、高血圧と睡眠時無呼吸症候群(SAS)との関係です。
実は、高血圧や睡眠時無呼吸症候群(SAS)が心不全を悪化させているケースも多いです。
睡眠時無呼吸症候群は、夜間に繰り返す低酸素状態が心臓に慢性的な負担をかけます。「いびきがひどい」「日中に強い眠気がある」という方は、心不全の管理と並行してSASの評価も行うことをおすすめします。
日本心不全学会のガイドラインでも、心不全の包括的管理には合併症の同時コントロールが不可欠とされており、当院でもその方針に則った診療を実施しています。
心不全でお悩みなら周船寺のまつおクリニックへお越しください

心不全は、早期発見・適切な管理によって進行を抑え、多くの方が日常生活を維持できる疾患です。
福岡で心不全でお悩みなら日本内科学会認定内科医・日本循環器学会認定専門医・日本医師会認定産業医が在籍する福岡市西区の「まつおクリニック」がおすすめです。
「息切れ」「むくみ」「疲れやすさ」を感じたとき、真っ先に思い出してほしいのは「これは心臓からのSOSかもしれない」という可能性です。一度でも「心臓が少し弱っている」と言われた方、詳しく調べたい方、転居に伴い新しい主治医を探している方、ぜひ一度まつおクリニックへご相談ください。
心エコーに精通した日本循環器学会認定専門医が、丁寧に診察します。
※WEB予約は初回の方のみとなります。再診の方はお電話でご予約ください。


