肝斑とは、頬やおでこなどへ左右対称にもやもやと広がるうすい茶色のしみです。
普通は目のすぐそばのふちはさけてまわりにできること、つまり眼鏡をかけているように見えるのが特徴です。
20代後半~40代の女性に多くみられます。
これは女性ホルモン(黄体ホルモン)が大きく関係しているといわれています。次に多い原因は紫外線。
UVブロック対策はおこたらにように。 そのほかにも妊娠、皮膚への外的刺激つまり、こすりすぎ、睡眠不足、ストレスなどが考えられています。
注意すべきは肝斑(かんぱん)とよく似たものには、アザの一種である後天性真皮メラノサイトーシスや、炎症後色素沈着症などがあり、治療方法が全く異なるので、まずは医師によるしみの分析診察を受けられることをお勧めします。
両頬に茶色のまだら模様ができる肝斑の治療には、従来からレーザーやIPLといった光治療機は使えませんでした。
ところが最近ではレーザーにもかかわらず、肝斑の色素を消すレーザー器械ができて当院でできます。
週に一度、顔面全体にレーザーを当てることで徐々に薄くなります。
リスク 照射時 暖かく感じます まれにパチッと音がして輪ゴムではじかれるような刺激があります 施術後 赤み ほてり 肌の張りを感じることがあります 効果には個人差があります
未承認機器 治療には国内未承認医薬品または医療器械を用いた施術が含まれます。治療に用いる医薬品または医療機器は当院医師の判断の元、個人輸入手続きをしています。個人輸入において注意すべき医療薬品や機器等については下記をご参照ください。
https://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/iyaku/kojinyunyu/050609-1.html